アウトプットの成果少~し出る、の話

 

Face scan cad design

フェイススキャンあるいは
スマイルデザインと言われる画像

相変わらず更新が遅い訳ですが、色々やる事もあってですね
なかなか思い通りにいかないんですね。
思い通りになんて行く訳ないのだから、考えないでまず行動
というのが教科書通りのセオリーな訳ですが、そこさえつまづくというお粗末さ。
まあ諦めずに進んでいく所存です。

で今回は連休前に参加させて頂いた、(有)麻布歯科技工さん リンク https://www.azabu-dl.com/ でのラボ内勉強会での話です。

そもそも今回の勉強会は当ブログでhttp://shiny-dentallabo.com/2019/03/21/oral-scanner%e3%83%bcdata/
の話を書いてフェイスブックにも共有させたんですが、そしたら麻布歯科技工の
社長の宗川さんから「その辺の話はうちでも色々勉強しています。近いうちに
オーガンデンタルの長谷川さん リンク http://organdental.jp/
をお呼びして勉強会しますので、来ませんか?」
というありがたい話を頂いて、2つ返事で「行きますいきます!」となったんです。

ブログ題名の通り、もし自分でアウトプット、発信しなければおそらく今回の話は
来なかった訳でアウトプットするのは大事なんだなー、と一人鼻の孔をふくらませた
のです。

平日の午後からの講習だったので、時間ぎりぎりに到着!
すでにラボ内のセミナールームには勉強熱心な技工士さん方が10数名
集まっておりました。
自社にセミナールームを持つというのも、私のような個人ラボ、昔ながらの技工士の
概念からは程遠いものがあり、もちろん社長の宗川さんはお若いのですが学ばせて
頂く所ばかりで、色々と勉強になるんですよ。
オジさんになって来ると自身はもうピークは過ぎ去り、何となく過去の成功体験めいた
ものにすがったり先輩後輩の序列みたいなものに居所を探したりして
平穏な中に埋もれて行きたがる自分もいるんですが、まあそんなものはゴミ箱に
捨ててですね、優れたところには学ぶという姿勢が大切だと今更に思うのですよ。

そんな戯言は置いておいて、始まった講習は中々刺激的なものでした。
初めに咬合、咬合器など今までのリアル技工の変遷の復習をし、あくまでその上での
バーチャルがあるという、シークエンシャル咬合を前提とした話が繰り広げられました。

バーチャルでの設計が全てAIで完結することも今後はありえるでしょうが
まだまだバーチャルで咬合器を動かしたりそれを補綴物の設計に生かすには
何故それをするのか、というノウハウが必要でそれをするのが設計者なんですよね。
それはたとえCADCAMを扱ったことの無い技工士さんでも、長年の咬合理論の
ノウハウがあれば、CADオペレーターとか言われてる若いお嬢さん方をあっという間に
置き去りにするポテンシャルなので、CAD設計を躊躇されてる方は
一刻も早くやった方が良いと思います。

そして後半はいよいよバーチャル咬合器の使い方。
オーガンデンタルさんはアマンギルバッハの認定ラボであり朝日レントゲンさんの
セラミルを使っているので、私のエグゾキャドとは若干パソコン画面の見栄えが
違っていて、ん?そんな機能あったか?・・・てな具合で自分の無知も手伝って
戸惑ったんですが、話が進むにつれ段々と分かってまいりました。

そして今回のメインだと思っていたバーチャル咬合器とは別に、
フェイススキャンというのがあるのを見て、(知っている方は「おめー遅いよ!w」と
言われるでしょうが)、かなり興味を惹かれました。
長谷川先生は2年ほど前から使い始めており、臨床で使いながら研究されているようです。

お!何あれ?すごいじゃん・・・と独り言をブツブツつぶやいていると
お隣にたまたま座った、「歯科技工所 おもち」の佐藤さんが親切に
「これッスよ」とアイフォンの画面を見せてくれて、「あーこれならフェイスブックで
見たことあるわ・・意味分からなかったけどこれなんスね・・」
「アイフォンアプリですよ」などなど色々と教えて頂き、情報が繋がって
おぼろげに全体像が分かってまいりました。
佐藤さんはバーチャル咬合器はもう知っていてフェイススキャンのアラインのさせ方とかをメインに聞きにきていましたから、自分はどんだけ遅れてんだよ、って話だったんです。

また続きます・・・

 

 

 

 

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