インプラントアバットメントを簡単に選択発注する

インプラントが傾斜して埋入されている場合、( 特にブリッジのケース )
アバットメントを発注する時や、セミカスタムアバットメントを数値設計して
発注する時に時間が掛かる事が多かったのですが、この方法にしたら随分楽になりました。( アナログ模型での方法です )
もう誰かがやっていると思いますが、めずらしく自分で思いついたのでシェアします。( 写真と短文で短めに説明します!)

インプラントパーツ簡単選択必要器具

必要器具

用意するもの 雲台 、磁石(何でも良い。これはデスクの横などにティッシュを張り付ける2組のうち1個 ) デジタル角度計測器(モノタロウさんで5千円ぐらい)
https://www.monotaro.com/p/6093/2043/?displayId=5
インプラントのケース
      ボーンレベルインプラントのブリッジケースで説明します

インプラント製作模型     インプラントメーカーごとの基準面方向をマジックで印記する

模型上インプラント埋入方向         それぞれの角度の正確な計測が難しい

インプラント埋入角度計測    用意した器具の状態 ( 雲台に磁石を使ってデジタル角度計を付ける )
インプラント埋入角度計測

上部構造の着脱方向を設定し、その角度をデジタル計測器で0度設定します

ここで大事なのは、0度設定できるデジタル計測器を用意する事です
   安いものは任意の基準面を0度に設定出来ません。

インプラント埋入角度計測      5番を計測すると6,9° 四捨五入します。

インプラント埋入角度計測
7番は 16,7° 同様に四捨五入

これで上部構造の着脱方向に対する、インプラントの埋入角度が計測されました。
これに合う既製パーツを発注するなり、セミカスタムアバットの設計の傾斜角度に
反映させればよいのです。

セミカスタムアバットメントはフルオーダーのカスタムアバットに比べ
値段も安く納期も短めなので、チタン加工機を持たないラボさんには有効ではないでしょうか。

最後に
インプラントアバットメントデジタル計測法  インプラントの基準面の方向 ( A方向、B方向というヤツ )と
デジタル計測器の方向を合わせる事も大事です。
大型のケースなどで、基準面が揃ってないときはその都度デジタル計測器
の方向を合わせます。

以上です!!